6月5日(金)に発売をひかえた強化拡張パック「ムゲンゾーン」のカードリストが公開されました。「ムゲンゾーン」の発売が公開された際には非公開だったカードがすべて公開されたので、今回は以前公開されたものも含めて、特に気になるカードを紹介していきます。
- ムゲンダイナVMAX
- 新たなポケモンVMAX
- 他にも気になるポケモンたち
- グッズ兼たねポケモンのめずらしい化石
- グッズ
- サポート
- スタジアム
- エネルギー
- ダイマックスチャレンジキャンペーンでもらえるプロモカードが公開!
ムゲンダイナVMAX
自分の場のポケモン全員があくタイプならはたらく。自分のベンチに出せるあくタイプの数は8匹になり、別のタイプは場に出せない。(この特性がはたらかなくなったとき、ベンチが5匹になるまでトラッシュする)
ドレッドエンド(あくエネルギー×1 / 無色エネルギー×1)
ダメージ:30×
自分の場のあくポケモンの数×30ダメージ
以前「ムゲンゾーン」の発売が公開された際にも紹介した、今回の表紙を飾るムゲンダイナVMAXには、あくタイプのポケモンしか出せなくなりますが、ベンチの拡張効果があり8匹まで出せるようになるので、ベンチで効果がはたらく特性を使ったサポートの幅が広がります。ムゲンダイナVMAXのワザのダメージも場のあくタイプの数で決まるので、できるだけベンチはいっぱいになるような手札とデッキ回しが要求されます。
サポートカード
このポケモンがいるかぎり、相手のバトル場のたねポケモンのにげるためのエネルギーは、1個ぶん多くなる。
ブラックマーケット
おたがいのあくエネルギーがついているあくポケモンが、相手のポケモンからワザのダメージを受けてきぜつしたとき、とられるサイドは1枚少なくなる。
アブソルは相手がにげるアクションを重くしてくれますし、ブラックマーケットはデッキに1枚しか入れられませんが、もしムゲンダイナVMAXがきぜつしても、サイドの取られる数が2枚で済むので、被害を抑えられます。
今回新登場した、あくポケモンもサポート役に◎
自分の番に、このカードを手札から出して進化させたとき、1回使える。相手のベンチの進化ポケモンを1匹選び、バトルポケモンと入れ替える。
クロバットVの特性「ナイトアセット」
自分の番に、このカードを手札からベンチに出したとき、1回使える。自分の手札が6枚になるように、山札を引く。この番、すでに別の「ナイトアセット」を使っていたなら、この特性は使えない。
特性「バッドルーラー」
自分の番に1回使える。相手は相手自身の手札を、4枚になるようにトラッシュする。
アリアドスの特性で対象にするベンチは進化ポケモンに限定されますが、バトル場のポケモンと入れ替えられるので、相手の戦術を崩せます。またクロバットVで手札補給ができるので、手札切れをおこさないような立ち回りができ、ガラルタチフサグマで相手の手札を毎ターン4枚になるようにトラッシュし相手の戦略の邪魔もできます。
ムゲンダイナV
ダメージ:30
のぞむなら、自分の手札からあくエネルギーを1枚選び、ベンチポケモンにつける。
ダイマックスほう(あくエネルギー×1 / 無色エネルギー×3)
ダメージ:120+
相手のバトルポケモンが「ポケモンVMAX」なら、120ダメージ追加。
ダイマックスほうは、ゲームソフト「ポケモンソード・シールド」でムゲンダイナを使う方は、ほぼ覚えさせている、ダイマックスポケモンに対してダメージが倍になる効果のワザで、ポケカの場合もポケモンVMAXには合計240ダメージが与えられる強力なワザです。
新たなポケモンVMAX
ハッサムVMAX
ダメージ:90
次の相手の番、このポケモンが受けるワザのダメージは「-30」される。
ダイスチル(鋼エネルギー×2/ 無色エネルギー×1)
ダメージ:190
サッハムVがV進化し、使うと次の番ダメージを30軽減するワザと、ダメージが190と高火力を出せるワザを使えるようになります。ダメージ軽減ができるワザは地味に使えますが、はがねタイプであれば「ダイオウドウVMAX」のほうがHPは若干高く、ワザのダメージはだいぶ高いです。
おすすめはダイオウドウVMAX?
ダメージ:100+
相手のバトルポケモンがたねポケモンなら、100ダメージ追加。
キョダイハンマー(鋼エネルギー×3 / 無色エネルギー×1)
ダメージ:240
「俺(私)ハッサムが好き!」という方以外にはダイオウドウVMAXをおすすめします。ただ、ハッサムVAXよりもワザやにげるエネルギーは多く必要なので、注意が必要です。
ボーマンダVMAX
相手のポケモン2匹に、それぞれ40ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]
ダイウイング(無色エネルギー×4)
ダメージ:240
次の自分の番、このポケモンは「ダイウイング」が使えない。
無タイプ3体目のVMAXであるボーマンダVMAXは場の2体に対して40ダメージが与えられるので、ベンチのサポート要員で配置されたポケモンをきぜつに追い込めるかもしれません。またダイウイングは1回使うと次の番使えませんが、無条件で240ダメージを与えられるので、相手のポケモンにとどめを刺すために使いましょう。
他にも気になるポケモンたち
ジュナイパー
このポケモンは、相手の「ポケモンV・GX」からワザのダメージを受けない。
スプリットアロー(くさエネルギー×1 / 無色エネルギー×1)
ダメージ:90
相手のベンチポケモン2匹にも、それぞれ20ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]
最大HPは低いのですが、特性で最近メインポケモンで使用されやすいポケモンVやポケモンGXのワザのダメージを受けないので、メインのポケモンを置きつつ、相手の戦略を見てメインのポケモンと交代して戦うのがおすすめです。またワザはベンチのポケモンにもダメージを与えられるので、地味にベンチのサポートポケモンをきぜつに追い込めます。
フライゴン
このポケモンがバトル場にいるかぎり、相手のバトルポケモンは、にげられない。
デザートゲイザー(闘エネルギー×1 / 無色エネルギー×2)
ダメージ:130
場に出ている相手のスタジアムをトラッシュする。トラッシュした場合、次の相手の番、このポケモンはワザのダメージや効果を受けない。
相手のポケモンを逃げられなくする特性があるので、相手の戦略を崩せるチャンスがありますが、バトル場でのみ発動するため注意しましょう。ワザを使えば次の相手のターンにダメージや効果を受けなくなりますが、エネルギーが3つと相手がスタジアムを出している条件付きなので使いどころが限られます。
グッズ兼たねポケモンのめずらしい化石
自分の番の中でなら、場に出ているこのカードをトラッシュしてよい。
このカードは、特殊状態にならず、にげられない。
4種類に進化
かたいかお(水エネルギー×1 / 無色エネルギー×2)
ダメージ:90
次の相手の番、このポケモンが受けるワザのダメージは「-60」される。
コールドブレス(水エネルギー×1 / 無色エネルギー×2)
ダメージ:130
相手のバトルポケモンをねむりにする。
【ウオノラゴン】
特性「げんしのおきて」
このポケモンがバトル場にいるかぎり、相手は手札からポケモンを出して進化させられない。
特性「かじかむうず」
このポケモンがいるかぎり、相手は手札からエネルギーをポケモンにつけるたび、そのポケモンにダメカンを2個のせる。
【パッチラゴン】
アッパーでんりゅう(雷エネルギー×1)
ダメージ:30
次の自分の番、このポケモンの「アッパーでんりゅう」のダメージは「+90」される。
ギガインパクト(無色エネルギー×4)
ダメージ:200
次の自分の番、このポケモンはワザが使えない。
「ポケモンソード・シールド」で新登場した4体の化石ポケモンが進化先で、特性の有無やワザに違いはありますが、いまいちメインのポケモンとしての起用は難しいステータスなので、今後の強化カードに期待です。
サポートをしてくれるカード
自分の山札から「めずらしい化石」を2枚まで選び、ベンチに出す。そして山札を切る。
めずらしい化石をデッキからサーチしてベンチに出せるので、めずらしい化石ポケモンデッキには必要不可欠です。
グッズ
タフネスマント
このカードをつけているたねポケモン(「ポケモンGX」をのぞく)の最大HPは「50」大きくなる。
現在スタンダードレギュレーションで使用できる最大HPを上げられるグッズの中では1番効果が高く、50も上げられます。ポケモンGX以外のたねポケモンに限定されますが、ポケモンVは対象になるので使い道は十分にあります。
もくもくスモーク
もし相手にきぜつさせられても、相手のサイドをそのままトラッシュできるので、ポケモンGXやポケモンVMAXなど、複数枚サイドがとられるポケモンがきぜつしそうなときに使うのが無難です。
サポート
とりつかい
バトル場とベンチのポケモンを入れ替えつつ手札を補給できるので、かなり使い道はあると思います。にげるエネルギーが多いポケモンをメインにした戦い方であれば、きぜつする前に交代という使い方もできます。
専用の特性「スカイサーカス」
この番、自分の手札から「とりつかい」を出して使っていたなら、このポケモンがワザを使うためのエネルギーは、すべてなくなる。
【モクロー】
かぜのつぶて(無色エネルギー×3)
相手のベンチポケモン1匹に、60ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]
【スワンナ】
フェザースラッシュ(無色エネルギー×3)
ダメージ:70+
のぞむなら、自分の手札を1枚選び、トラッシュする。その場合、70ダメージ追加。
【ムックル】
するどいめ (無色エネルギー×2)
自分の山札から好きなカードを2枚まで選び、手札に加える。そして山札を切る。
「とりつかい」を使った自分の番はワザに必要なエネルギーがなくなる特性で、「スカイサーカス」を持っているポケモンは今のところ3体のみです。全員メインとして使うのは心細いステータスなので、序盤やメインのポケモンがピンチのタイミングにおすすめです。
スタジアム
スパイクタウン
「ポケモンソード・シールド」では「喧嘩上等」感が出ている廃れた雰囲気のアーケード街で、自分の番でバトル場とベンチのポケモンを入れ替えるとベンチにもどったポケモンに対してダメカンを2個のせるので、戦いからにげるポケモンにはペナルティのような雰囲気のスタジアムです。ポイントは「自分の番」に「自分のポケモン」が対象という点で、相手のポケモンを入れ替えても対象にならないので注意しましょう。
特殊状態(状態異常)で自主退場させよう
スパイクタウンを有効活用する方法は相手を特殊状態(状態異常)にすることです。特殊状態はベンチに戻れば回復するので、相手のポケモンがにげるためにひつようなエネルギーが少なければ簡単に回復してしまいますが、スパイクタウンがあれば最低でも20ダメージは与えられるので、特殊状態にするポケモンをメインで使うデッキにおすすめです。
エネルギー
パワフル無色エネルギー
このカードをつけている無色ポケモンが使うワザの、相手のバトルポケモンへのダメージは「+20」される。
1つにつきダメージが20増えるので、デッキに入れられる最大枚数4枚を1体のポケモンにつけられたらダメージが80も増えます。ただ相手のバトル場のポケモンに対するダメージのみが増えるので、ベンチポケモンにもダメージを与える効果のワザを使った場合、ベンチポケモンに対しては通常のダメージなので注意してください。
ダイマックスチャレンジキャンペーンでもらえるプロモカードが公開!
1BOX購入で特典プレゼント!
ムゲンゾーンを1BOX購入ごとに画像のミニカードボックスと、プロモカードパック(全5種、ランダムで1枚入り)がもらえます。なくなり次第終了なので、早めにチェックしましょう。
アタリはムゲンダイナV / VMAX
他にも3種類のプロモカードが!
最後に
全カードリストが公開され、今までに登場したカードとどう組み合わせたら面白いか、戦略を考えてみましょう。ムゲンダイナだけでなく、新たな化石ポケモンや、特性「スカイサーカス」など非常に興味深いカードが多かったので、今後の強化や追加カードが楽しみです。最初に「ムゲンゾーン」が公開された際のカードも開設をしているので、戦略を練りたい方は見てみてください。